・消防機関で使用するトリアージ・タッグ
 検討委員会決定事項
                     平成八年六月二十七日決定
                     同委員会最終報告・委員名簿

    消防機関で使用するトリアージ・タッグの取壊いについて

 1 大震災等大規模災害におけるトリアージ・タッグの取扱いについて
  (1) 犬震災等の広範囲の大規模災害で復数の救急救助関係機関が関わ
   る場合に消防機関が使用するトリアージ・タッグについては、次の
   とおりとする。
    その仕様及びレイアウトについては、別図のとおりとする。
   @ タッグの形状及び寸法
     23.2cm(縦)×11cm(横)とする。
   A タッグの紙質
     水に濡れても字が書けるなど丈夫な紙質とし、本体用紙はやや
    厚手のものとし、複写用紙は本体用紙より薄手のものとする。
   B タッグ用紙の枚数
     三枚綴りとし、一枚目は「災害現場用」とし、二枚目は「搬送
    機関用」とし、三枚目の本体用紙は「収容医療機関用」とする。
   C タッグの形式
     モギリ式とし各モギリ片の幅は1.8cmとする。
   D タッグに用いる色の区分
     軽処置群を緑色(III)、非緊急治療群を黄色(II)、最優先治療群
    を赤色(I)、死亡及び不処置群を黒色(0)とする。
     モギリ片の色の順番は、外側から緑色、黄色、赤色、黒色の順
    で、それぞれ両面印刷とし、ローマ数字のみ記載し、模様や絵柄
    は記載しない。
   E 傷病者及び消防機関に係る記載項目
   ア 氏名
   イ 年齢
   ウ 性別
   エ 住所
   オ 電話
   カ タッグのNo.
   キ トリアージ実施月日・時刻
   ク トリアージ実施者氏名
   ケ 搬送機関名
   コ 収容医療機関名
   サ トリアージ実施場所
   シ トリアージ区分
   ス トリアージ実施機関
   セ 症状・傷病名
   ソ 特記事項
   タ 人体図
    なお、前記アからオに関しては外国人の家族や本人が記載する
   ことも想定し、これらの項目については英語を併記する。
  F タッグの紐穴
    タッグの上部中央で直径3mmとする。なお、使用に際し四肢等
   に結えることができるようゴム紐(輪状)を取り付けるものとす
   る。
(2) 追加的記載事項等
  @ 前記(1)のEのサからタに係る部分のレイアウトについては、地
   域の実情によって、必要に応じ変更できるものとする。
  A 前記(1)のEのサからタに係る部分については、当該記載事項の
   ほか地域の実情によって、消防機関が必要と認める追加的記載事
   項を付け加え、レイアウトを変更できるものとする。
  B 前記@及びAについては、例外的な取扱いであり、極力前記(1)
   の内容及び様式によるように努めるものとする。
2 その他の災害におけるトリアージ・クツグの取扱いについて
  前記1以外の災害で使用するトリアージ・タッグについても、前記
 1の内容及び様式によることが望ましい。

別図〔略〕


   消防機関で使用するトリアージ・タッグ検討委員会委員名簿
      山 本 保 博 (日本医科大学常務理事)
      高 橋 英 男 (全国消防長会参事)
      遠 藤 敏 晴 (札幌市消防局警防部救急課長)
   座長 若 生 義 郎 (仙台市消防局警防部長)
        (三浦勝介)
      大 塚 輝 男 (千葉市消防局警防部救急救助課長)
        (野老栄治)
      上 杉 耕 二 (東京消防庁救急都政急医務課長)
      石 井 久 雄 (横浜市消防局警防都政急課長)
      増 井 勝 四 (川崎市消防局警防課長)
        (高木正毅)
      田 中 辰 雄 (名古屋市消防局消防部救急対策室長)
       (山本直樹)
      宮 脇   健 (京都市消防局安全救急都政急課長)
      大 谷   融 (大阪市消防局救急課長)
        (高垣新平)
      福 井 啓 剛 (神戸市消防局警防部救急救助課長)
      椎 木 喜 邦 (広島市消防局警防部救急救助課長)
      松 尾 茂 意 (福岡市消防局警防都政急救助課長)
      藤 堂   浮 (北九州市消防局警防都政急課長)
      津 山 準 一 (釧路市消防本部警防課救急主幹)
      高 野 輝 明 (土浦市消防本部救急救助課長)
       (篠崎民堆)
      横 山   進 (松本広域消防局次長兼警防課長)
      原 田 敏 和 (大津市消防本部警防課主幹)
      小 湊 本 一 (自治省消防庁救急救助課長)
    ※ ( )内は、平成八年二月二十三日委員会開催時の委員名

   消防機関で使用するトリアージ・タッグ検討委員会設置要綱

  (目的)

 第一条 団内における大規模災害時において必要となるトリアージ・
  タッグについて検討するため、消防機関で使用するトリアージ・タッグ
 検討委員会(以下「委員会」という。)を設置する。

  (組織)
 第二条 委員会は、委員二十人以内で組織する。
 2 委員は、関係機関の職員及び救急業務に関し学識経験のある者のう
  ちから、消防庁救急救助課長が委嘱する。

  (委員の任期)
 第三条 委員の任期は、一年とする。ただし、補欠の委員の任期は前任
  者の残任期間とする。
 2 委員は、再任する事を妨げない。

  (座長)
 第四条 委員会に、座長を置き委員の互選によってこれを定める。

 2 座長は、会務を総理する。
 3 座長に事故があるときは、あらかじめその指名する委員がその職務
  を代理する。

   (庶務)
 第五条 委員会の庶務は、消防庁救急救助課において処理する。

   (委任)
 第六条 この要綱に定めるもののほか、委員会の運営その他必要な事項
  は座長が定める。

    附 則
 1 この要綱は、平成八年二月二十三日から施行する。
 2 第三条第一項の現定にかかわらず、平成七年度に委嘱した委員の任
  期は、平成九年三月三十一日までとする。


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