・救急病院等の整備について
            昭和三十九年七月十六日 自消乙教発第十一号
            厚生省医務局長あて 消防庁次長

  標記のことについては、貴省においてもこれが促進について鋭意検討
 を加えられていることと思料するが、省令施行後三ヶ月を経過した今日
 において病院等の協力体制は必ずしも良好とはいえない現状でこのまま
 推移すれば救急業務遂行に支障を来たすことも考えられる。

  救急病院等の整備については、空床、医師の待機、施設の整備、及び
 医療費の未払等に対する適切な助成ないし予算措置を要するものも少な
 くないので、下記事項に御留意のうえ早急に十分な措置を講ぜられるよ
 うお願いする。

      記

 1 基準緩和の声が少なくないので、基準に定める病院等の設備拡充に
  ついて適切な財政措置等を考慮されたいこと。

 2 病院等の不協力の主な原因は、空床に対する補償、治療未払い及び
  医師等の待機に対する助成措置等であるので、この点とくに考慮され
  たいこと。

 3 公的医療機関の申出がなお少ないので積極的に協力するよう一層指
  導されたいこと。

   なお、とりあえずの措置として従来消防機関と医療機関との緊密な
  連携のもとに救急業務を実施している一部都市にあつては当分の間
  そのままの状態で運営させたいので御承知願いたい。


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